(1)AjaxでWebアプリケーションを開発する手順は、以下の繰り返しになります。
1.ソースコードを書く JavaScript、HTML、CSS
↓
2.ブラウザで実行してみる Internet Explorer、Firefox
↓
3.Firebug を使ってデバッグする
(2)ファイルを保存するときの文字コードは UTF-8 にします。
最近Ajaxに利用できるWebサービスやフレームワークが増えてきましたが、ほとんどは文字コードが「UTF-8」で提供されています。そのため自分で作成するファイルも UTF-8 に統一しておいたほうが無難です。文字コードが異なると文字化けの原因になります。
(3)TeraPadをインストールします。
通常 Windows でファイルを保存するときの文字コードは、何も指定しなければ「SHIFT-JIS」になっています。そこで文字コードを指定して保存できる「TeraPad」というテキストエディタを使います。便利なのでインストールしてください。
TeraPadは以下のURLからダウンロードできます。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/library/tpad.html
(4)HTML、JavaScript、CSSは別ファイルにします。
HTMLファイルの中に JavaScript や CSS を直接記述することもできますが、Webアプリケーションが大きくなると複雑になってしまいます。
できれば最初から分けて書く方法に慣れましょう。JavaScript、CSSは外部ファイルにしてHTML側から呼び出すことにします。構造、プログラム、デザインを分けることで、それぞれのコードがシンプルになるメリットがあります。
最近ではブログでもHTMLとCSSを分けて管理するようになっているため、分けることに対してそれほど違和感は無いと思います。
(5)Ajaxフレームワークである prototype.js を使います。JavaScriptのプログラミングが楽になることと、Webブラウザの違いをある程度吸収してくれます。prototype.js についてはあとで詳しく説明します。
(6)JavaScriptがまったく初めての方は、 JavaScript初心者入門講座 の「JavaScriptとは?」、「JavaScript基礎の基礎」の項目だけでも先に学習することをおすすめします。
JavaScriptの基礎から、プログラムとデザインを分離するまでの経緯を説明しています。