RSSで公開されたデータは、RSSリーダーなどのアプリケーションで簡単に利用できます。また Ajax で非同期通信することにより、簡単にデータを活用することができます。
最近ではブログに限らず、様々なWebサイトがRSSを配信していますので、いくつか見てみましょう。RSSを表示する方法は大体同じですので参考になります。
まずはニュースサイトです。ニュースサイトでは最新記事などをRSSとして提供しています。
【1】以下のURLをクリックし、「毎日新聞社」のWebサイトにアクセスします。
http://mainichi.jp/
【2】「RSS」と書かれたリンクを探してクリックします。
【3】RSSについての説明ページが表示されました。
【4】「RSS一覧」からRSSを選択します。
【5】ニュースに関するRSSが表示されました。
次はオークションサイトです。オークションサイトでは、出品された商品に関するRSSを提供しています。しかもキーワードによる絞込みができます。
【6】以下のURLをクリックし、「Yahoo!オークション」のWebサイトにアクセスします。
http://auctions.yahoo.co.jp/jp/
【7】検索ボックスにキーワードを入力し、「検索」ボタンをクリックします。
【8】検索結果に「RSS」と書かれたリンクが表示されるのでクリックします。
【9】検索キーワード(オークション)に関するRSSが表示されました。
次はブログ検索サイトです。ブログ検索サイトでは、投稿されたブログ記事に関するRSSを提供しています。これもキーワードによる絞込みが可能です。
【10】以下のURLをクリックし、「livedoorブログ検索」のWebサイトにアクセスします。
http://sf.livedoor.com/
【11】検索ボックスにキーワードを入力し、「検索」ボタンをクリックします。
【12】検索結果に「RSS」と書かれたリンクが表示されるのでクリックします。
【13】検索キーワード(ブログ)に関するRSSが表示されました。
大事なポイントは、これらのRSSが自動的に更新されることです。ニュース、オークション、ブログなど最新のデータが書き込まれる度に更新されます。
RSS以外にも様々な分野でXMLベースのフォーマットが決められていて、情報のやり取りが行なわれています。
【ワンポイント】
WebサイトによってRSS、RDF、XMLなど提供している形式が少し異なります。複数の形式を提供している場合もあります。でもXMLベースのフォーマットであることに変わりはないので、ほとんど同じように利用することができます。
XML(エックスエムエル:Extensible Markup Language)
RSS(アールエスエス:Rich Site Summary)
RDF(アールディーエフ:Resource Description Framework)
中級ではこのRSSを非同期通信で取り込むプログラムを説明します。